【世界樹の迷宮V】体験版プレイ日記。各種職業の使い心地は?
2016年8月4日発売のニンテンドー3DS専用ソフト「世界樹の迷宮V 長き神話の果て」の体験版が本日7月20日より配布されています。
シリーズ5作目ですが、完全リメイクも2本出ているので実質7本目でしょうか。
いつも買うつもりじゃないのに、体験版をやるとついつい楽しくて買ってしまう。そんなゲームです。
今回はそんな体験版をプレイしてのレビューをば。
何より今回は職業が10職も、さらに種族も4種族分かれているということで、選択肢の幅が広い!!
職業選択と、その使い勝手を中心にまとめてみようと思います。
まあ、その前に簡単に施設の説明などしちゃいましょうか。
施設
ジェネッタの宿
アイオリスの大市
魔女の黄昏亭
冒険者ギルド
樹海入り口
宿屋があって、お店があって、クエストを受ける場所があって、冒険者ギルドがあって、ミッションを受けるところがあって、ダンジョンの入り口がある。
過去作からの大きな変更は今のところなさそうです。シリーズの安心感ですね。
職業選択
職業は全10職で、最初は種族によって就ける職業が決まっています。
アースラン
フェンサー(前列回避型アタッカー)
ドラグーン(前列防御特化型)
セスタス(前列特殊型アタッカー)
リーパー(前列弱体付与型アタッカー)
ルナリア
ウォーロック(後列属性アタッカー)
ネクロマンサー(召喚万能型)
セリアン
ハウンド(召喚遠距離アタッカー)
マスラオ(前列攻撃特化型)
ブラニー
シャーマン(後列支援特化型)
ハーバリスト(後列回復特化型)
以上4種族、10職業です。
種族スキルなるものもあるため、一応全種族入れておいたほうがいいのかな、ということで選択開始。
結果、アースランから2人、残りの種族から1人ずつ選択することにしました。
次に職業をどうするかですが…
普通であれば壁役となるドラグーンは必須です。が、それだといつも通りでつまらない。
逆にいつも普通の前衛アタッカーを使ってこなかったので、今回は入れてみようかなと1人目にフェンサーを選択。
2人目はせっかくなら搦め手がいいか、とリーパーを選択。
3人目はルナリアからなので、ウォーロックかネクロマンサーの2択。
ウォーロックはベーシックな強さを持ってそうなので、あえてのネクロマンサーで。
4人目はセリアンから。
前衛は攻撃を受けやすいのですが、世界樹シリーズは本気で殺しにかかってくるので、攻撃を受ける人数はできるだけ減らしたい。
という考えから前衛2人に後衛3人が好みなので、今回はハウンドを選択。
最後の5人目はブラニーから。
ブラニーの職業2種が今作の正当な回復役です。
ここはかなり迷ったのですが、支援が出来るような役職ばかりここまで選んできたので、ハーバリストを選択。
世界樹の毒は超強力。毒を使えるとのことなので、攻撃役として役に立ってもらいます!
今回のキャラメイクは今までから格段に進化しています。
基本的に数種類の立ち絵から選ぶだけだった前作までから代わり、選択した立ち絵から、肌の色、目の色、髪の色、声を変更することができます。
こんな感じ。
オシャレな白髪染めみたいになったぞ。
ということで出来上がったパーティーが、フェンサー・リーパー・ネクロマンサー・ハウンド・ハーバリストという組み合わせ。
シナジーはまるで考えていませんが、これでどうなることやら。
いざ、探索開始!
序盤の流れも過去作と同じ。
ミッションを受けて、1Fの特定部分の地図を完成させつつ、なんか持ってきなさいってやつですね。
もうここはシリーズお馴染みですね。
今回の難易度はBASICとADVANCEDの2種類。
過去作経験者なので、難易度はADVANCEDを選択したのですが、これがかなりの強さ。初戦にして前衛のリーパーが蒸発しました。
LV1の冒険者だと、下手したら雑魚敵の攻撃1発で吹き飛ぶレベルなので、最初のお金を使って前衛は防具を購入したほうが良いです。
防具を購入し、前衛は適度に防御を混ぜながら戦うことで少し安定してきました。
ちなみに、メニュー画面ですが、前作までから見た目の変化が大きい部分があります。
これまでのシリーズは、文字で縦書きのリストの形でメニューの内容が表示されていましたが、今回からは横にアイコンが並んだ形に。
これまでに慣れているので少し見づらい気もしますが、これはたぶん慣れでしょうね。
戦闘画面の行動選択も同じようにアイコン表示化されました。
マップ探索中、特定の箇所でイベントが発生し、それをこなすと経験値がもらえます。
イベントは過去作でもありましたが、経験値がもらえるのははじめてだったと思います。
そんなこんなで1Fを探索しつつ、地図を完成させるところまでプレイ。
今回のパーティーをご紹介しましょう。
フェンサー
うちのヒースくん。声は熱血。
勇者になるんだ!と勇んで故郷を飛び出したものの、これまであんまりいいところのなかった青年。
かつての英雄ヒースクリフの名前から取られた名前にも関わらず、幼少期のあだ名は「泣き虫ヒースたん」。それが未だに彼のトラウマ。とにかく人よりたくさん攻撃を当てればいいんだという浅はかな理由でフェンサーになった。
最大の魅力は各種属性のチェイン攻撃。今回の各種チェインは、それぞれの属性+突攻撃に対応しています。
このパーティは属性攻撃の使い手ゼロ。加えて突攻撃もスミレばあさん(ハウンド)の弓だけです。
今の時点ではあまりチェイン攻撃を生かすことが出来ない編成です。ヒースたんピンチです。
唯一自己完結出来る攻撃技「ビジョンスラスト」は、相手を盲目状態にすることが出来る技。
敵の攻撃力がかなり高いため、当たらなくさせることが出来る盲目は非常に強力です。発動率はそこそこでしょうか。TP消費も少ないので、かなり使えます。当たらなければどうということはないのだ。
リーパー
うちのアイシャさま。声はお嬢様。
とある血筋のお嬢様。だけどお嬢様というのは昔から家を飛び出したくなるのが世の常であり、アイシャもまたその例に漏れないのであった。彼女の憧れはサントハイムの姫。一番動きやすくてオシャレな服を着てお屋敷を飛び出したら、冒険者ギルドで「リーパーなんですね」と思われ、鎌を支給された。
特徴的なのは瘴気の兵装。使うと、自分のHPを削って素早さを強化した状態になります。
さらに、兵装状態でスキルを使うと、状態異常効果が付加されたり、という仕様。
瘴気の兵装を自分で使おうとすると削られるHPが結構バカになりませんが、「先制兵装(戦闘開始時に一定確率で瘴気の兵装が発動)」や「終わりなき夜(補助技発動時に一定確率で瘴気の兵装が発動)」だとHPの減少はないみたい。
雑魚戦で強化に1ターン使うのはかなりの手間なので、このあたりを強化しておいたほうが良さそうな気がしますね。
痺止の鎌は1列攻撃。兵装状態で使うと麻痺の追加効果が発生します。
麻痺の発生率はかなり高いようで、3体同時に麻痺させてくれたりとかなり便利です。
死の審判は、既に状態異常の出ている敵にも効果判定されるようで、せっかく毒に出来たのに睡眠に上書きされてしまった!という悲劇も起こります。
「世界樹」シリーズは、特定の状態異常にして倒すとレアアイテムが獲得出来る、みたいなシステムがありますから、そういう時は「死の審判」入れない方が良さそうです。
ネクロマンサー
うちのダンくん。声はニヒル。
彼はその昔、ガンナーだったが、宿敵関係にあった「ブラックハリガネ団」のハリモト3世との死闘の折、愛する女性を失った。
宿敵を打ち倒したものの、彼の喪失感は計り知れなかった。人生に失望し悲しみにくれた彼はガンナーをやめ、そして生きることをやめようとしたが、とある情報筋から世界樹に死人を生き返らせる方法が眠っているとの情報を得る。
彼は銃を棺桶に持ち替え、ネクロマンサーとなった。
死霊は3体まで召喚出来ます。ハウンドの「鷹」「猟犬」と同じ枠を使っているので、ハウンドがいると3体出せないようです。思いっきり被ってしまっているので、これはあまり良い組み合わせではないかも。
ネクロマンサーは基本的に死霊がいないと何もできません。
というのは、技を使用すると死霊が消えてしまうんですよ。
そういう点でも、ハウンドとは同居しない方がいいのかもしれません。
代わりに、死霊がいればなんでも出来ます。全体回復OK、全体攻撃OK、毒も付与できるし、弱体も出来ます。
死霊は自主的にTPを消費して召喚する以外に、攻撃を受けなかったターンの最後に確率で自動召喚してくれる「墓守の心得」や、死霊が消えたときに確率で再召喚出来る「死霊転生」などのスキルがあります。
ここらへんを上げておくとバンバンスキルが使えそう。
死霊自体も壁になったり、自動で攻撃してくれたりします。攻撃力はあまり高くありませんが、「死霊マスタリー」を上げれば化けるかも?(死霊だけに)
死霊の通常攻撃には麻痺の追加効果があります。発動すればラッキー程度。
さらに死霊はサボって攻撃しないこともあります。
ハウンド
うちのスミレばあさん。言わずもがな声は老婆。
数ヶ月後にひ孫が生まれるのを楽しみにしている、とうの昔に引退済みのハウンド。
が、せっかくの初ひ孫。何か記念に残る品物が欲しいと考えた。
なんてったってひいばあちゃんが一番お前が生まれるのを楽しみにしてるんだからね!
世界で一番記念に残るもの持ってきてやるから、ちょっと待ってなさいよ!
ハウンドは後衛からの遠距離攻撃を担当しつつ、「鷹」「猟犬」のどちらかを召喚して共闘することが出来ます。
「鷹」は攻撃より。「猟犬」は補助よりでしょうか。
スミレばあさんは猟犬使いになりました。
先ほどのネクロマンサーもそうですが、召喚したキャラクターは戦闘が終わってもそのままです。
一度召喚すれば、やられてしまわない限りそのまま。但し、街へ帰ると消えてしまいます。
猟犬はなんと回復役です。かなり高い確率で「傷舐め」という技を使い、HPの減った仲間を回復してくれます。
回復量はあまり多くありませんが、TP消費なしでHPが回復出来ると継戦しやすいのでとても便利。
さらにハウンドのスキル「獣の癒し」を取得すると、ターン終了時に「鷹」「猟犬」がいる場合、パーティー全体のHPが回復します。
さらに「ブラッシング」を持っていれば、「鷹」「猟犬」自体のHPもターン終了時に回復。
前衛が防御に専念していれば、これらの回復だけで雑魚戦はまかなえてしまうレベルです。
弓の攻撃力もなかなか高いので、スミレばあさんがうちの主力です。
ハーバリスト
うちのモモモちゃん。声は天然。
自分が可愛いことを自覚し、その利点を最大限に生かしたいと常日頃から考え、実践している。ハーバリストの道を選んだのは、回復役だと姫ちゃんの如くちやほやしてもらえるから。でも本当は毒が大好きなので、戦闘では回復そっちのけで毒薬を撒きたい衝動にかられている。
基本的に回復役ですが、前述のスミレばあさんのおかげで回復技はほとんど出番がありません。
大ダメージを食らった時の補助的な回復役になっています。
回復以外にも、毒や盲目にするスキルを持っていますが、成功率はネクロマンサーの毒スキルやリーパーの麻痺スキルに比べると数段落ちる印象です。
ネクロマンサーとリーパーは使用に対して前提条件があるので、まあ当たり前なんですが、そういう部分でもちょっと見劣りしてますね。
まあ、序盤も序盤の最序盤ですから、回復役はどうしてもこうなってしまいます。
1Fの探索を終えて
無事にミッションをコンプリート。
帰還用のアイテム「アリアドネの糸」が購入できるようになったので、少し無理がきくようになりました。
さて、次は2Fを探索してみましょうか。