ニュースパレス・オメガ

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平昌五輪っていつだっけ。未だに決まらぬマスコットに低い関心度。平昌遠いよ

本当に出来るのかね。

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headlines.yahoo.co.jp

 

 財政難、新設競技場工事の難航など難問が山積する平昌五輪だが、さらなる難問が開幕まで2年を切った段階で解決していない。韓国内で同五輪の盛り上がりが低調と伝えられる状況で、ブームづくりの鍵を握る「マスコット」がいまだに発表されていないのだ。韓国メディアは今年6月に開催される国際オリンピック委員会(IOC)の執行委員会で承認され次第、発表されるという見通しを報じるが、本番まで残り1年6カ月に迫る。広報活動の遅れはすでに観客動員に影響しているようで、五輪組織委員会は4月11日に入場券価格を発表したが、観衆を呼び込むために価格を低く抑えなければならない要因もあったようだ。不備続きの平昌五輪の状況に、韓国ネットユーザーは「平昌五輪ブームを巻き起こすなんて可能なの」と呆れるばかりだ。

 

こんなに問題が山積みのオリンピックは過去に類を見ない。

五輪は通常、本番前にテスト大会が行われるが、会場の工事の不備、遅れ、またはそもそもの土地の条件としてその競技を行うことが出来ない、などの理由により、テスト大会を行う見通しすら立っていない競技がある。

 

www.sankei.com

例えば、上の記事は2016年1月掲載で、2016年2月に行われるスキー・W杯(五輪のテスト大会を兼ねている)が間に合わないとされている。

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韓国の意地を込めて大会自体は行われたものの、「開催しただけ」感が強い。

会場まで往復2時間、練習施設の不備、挙げ句の果てには観客の輸送を担うはずの高速鉄道で鉄橋が崩壊するといった、杜撰な状況が見て取れる。

 

冬季五輪は一歩間違えれば怪我では済まない危険な競技が多い。

不安を抱えて競技に挑まなければならない選手が不憫でならない。

会場に無事に到着できるかどうかすらわからない客だって、これでは集まらないだろう。

 

平昌の問題点は、アクセスの悪さもある。

高速鉄道でソウルから60分、高速道路を使えばソウルから90分との目算だが、まず高速鉄道は本来の目算通りの速度が出せていない。

 

www.sankei.com

 

また、高速道路なら90分とあるが、ソウルから会場である平昌までは200kmほどある。

200kmを90分で移動するためには、時速133kmで移動し続けなければならないわけだが、果たしてそれが可能なのか?

シーズンになれば当然交通量も増えるわけで、それに応じて移動時間は確実はかかるようになる。

 

一概に比較はできないが、東京駅から静岡の藤枝市になる藤枝駅までが198km。

それを車で移動しようとすると、東名高速を利用しても2時間43分との目測が出る。

 

競技開始時間までに会場にたどり着かなくて大騒ぎになるのが目に見えているのではないか。

 

なお、マスコットキャラクターツキノワグマが有力だということだ。

過去の冬季五輪を見るに、やはり2〜3年ほど前にはマスコットが決定されてお披露目されているのが常のようである。

現時点で決まっていないものが1ヶ月でお披露目出来る状態になるとは考えにくい。

やはり選考が遅れているのは間違いないが、テスト大会2ヶ月前に「無理」と判断された大会を問題を含みつつでも開催してしまうくらいなのだから、意外とあっという間に発表される気がしなくもないが。